ラベルは商品の魅力や情報を伝える大切なツールですが、ラミネート加工を施すことで、耐久性やデザイン性が格段にアップします。
ラミネート加工は、主に印刷面の保護を目的とするもので、屋外で使用する場合や耐久性を持たせたい場合におすすめです。
また、表面に光沢感を与えたり、逆に抑えたりすることでデザイン性を高めることもできます。
ラミネート加工のメリットとは?
「ラベルの印刷がすぐに擦れてしまう…」「屋外で使ったら色が薄くなった…」そんなお悩みはありませんか?
ラミネート加工なら、これらの問題を解決できます。
1. 耐久性の向上:ラミネート加工したラベルは、摩擦や汚れ、水濡れに強く、フィルム基材と組み合わせれば水回りや屋外でも安心して使用できます。
2. 色褪せ防止:UVカット機能のあるラミネートを使用すれば紫外線から印刷面を守り、鮮やかな色を長期間キープできます。(耐用期間は印刷方法やシールを貼る環境にも左右されます。弊社の場合インクジェット印刷で直射日光下ではない環境での耐用期間の目安は2~3年程度になります)
3. 高級感の演出:ラミネートには光沢のあるもの、マット調のものなど種類があり、デザインに合わせたラミネートを選ぶことで見た目の質感を向上させ、商品やブランドの印象を高めます。
ラミネート加工が活躍する場面
機能性とデザイン性を付加できるラミネート加工は、幅広い用途で活用できます。
例えば、下記のような場面で有効です。
・屋外ステッカー:自動車・看板・案内表示など、雨や紫外線の影響を受ける場所での使用。
・識別ラベル:長期間使用する医療機器や電子部品などの管理に。
・商品ラベル:ブランド価値を高めたい食品・化粧品・工業製品など。
・水場などで使う商品ラベル:浴室で使用するシャンプーのラベルや水回りの案内ステッカーなど。
・販促ステッカー:イベントやキャンペーンでの、デザイン性と耐久性を兼ね備えた宣伝ツール。
ラミネート加工の種類とそれぞれの特徴
ラミネート加工にはいくつかの種類があり、それによって機能面や見た目の仕上がりが異なります。
ミラーコート紙に異なるラミネート加工を施した当社のサンプルをもとに、その違いを見てみましょう。
①ラミネートなし
上質紙やアート紙よりもさらに光沢感のあるミラーコート紙に印刷したものです。
ミラーコート紙はラミネート加工との相性がよく、シール素材によく使われます。
②サンカットラミネート
紫外線吸収剤を練り込んだPET素材のフィルムでラミネート加工したもので、その名の通り、日光による色褪せを防ぎます。
ラミネート加工によって色が鮮やかになり、デザインの見栄えも良くなります。
③マットラミネート
光の反射を防ぐツヤ消し加工が施されたもので、文字が見やすいことから、POPなどの掲示物におすすめです。
他のラミネート加工に比べて落ち着いた印象で、やや白味がかった仕上がりになります。
④ホログラムラミネート
ホログラムラミネート加工を施すと、光沢感と視覚的なインパクトがさらに強化されたラベルになります。
ミラーコート紙自体がツルツルとした質感と鮮やかな発色を持ちますが、加工によってさらに特別感が増します。
ラベルを制作する際には、貼る場所や使用期間などを考慮することが重要です。
「日光が当たる場所で使いたい」「もっと目立つラベルにしたい」など、具体的な用途や目的をお知らせいただければ、最適な素材と加工方法をご提案します。
当社では幅広い対応力で、お客様の多様なニーズにワンストップでお応えしています。
ラベル・シールの印刷は、カナエにお任せください。