皆様、こんにちは。
1年も早いもので、もう6月。
明日は1年で一番日が長い夏至の日ですね。
日々シールを製造しているのですが、シールならではの難しいことは「抜き加工」です。
シールの形状はまちまちで、楕円のものもあれば、丸のものや長方形のもの、長方形でも角が丸くなっているものや、逆に丸くなっていないものなど、多くの種類があります。
この抜き加工がなかなか難しいのです。
シールは通常「セパレーター」と呼ばれる台紙に、シールの原紙がのりで貼り付いていて、必要なときにはがして使えるようになっているのですが、抜き加工では、上のシール原紙は刃型で抜き加工し、下のセパレーターは抜かないでそのままにしておくという、離れ業をしています。
↑ブルーの部分がセパレーター。シール部分だけ抜き加工し、セパレーターはそのままにします。
↑刃型の一例。このような刃型で抜き加工します。
シール原紙の厚さは1mm以下でミクロンの世界!
刃型や抜き加工機も人が造ったものですから、完璧に「平ら」というわけではありません。
お取引先様や商品を目にされる消費者様の笑顔を頭に浮かべながら、できるだけ高い精度で抜き加工をしようと、日々努めております。
管理部スタッフ H.K.