見た目が華やかでオシャレな「箔押しシール」。
ラベルやパッケージなど、商品やデザインに特別感をプラスしたい時にぴったりのアイテムです。
例えば、高級感のあるワインボトルやギフトラッピングなどに、箔押しシールを貼ることで、印象がぐっと変わります。
今回は、箔押しシールの特徴やおすすめの用途について、具体例を交えながらご紹介します。
箔押しシールとは?
箔押しシールとは、金や銀などの箔(薄い金属の層)を押し付けて加工したシールのことです。
シールの素材は紙やフィルムなどで、その上に熱と圧力を使って箔を転写します。
この加工によって、デザインにピカピカとした輝きや豪華さを加えることができ、さまざまな用途で活用できます。
例えば、次のようなシーンにおすすめです。
1. プレミアム商品のパッケージ
化粧品、香水、チョコレートなど、高級感を演出したい商品のパッケージに最適です。
箔の輝きがブランドイメージを引き立てます。
2. ラベルデザイン
ワインや日本酒のボトルラベル、ギフト用の箱、限定商品などにおすすめです。
箔押しが消費者の目を引き、商品に特別感を与えます。
3. ステッカーや装飾シール
手帳やノート、カレンダーなどに貼ってデコレーションするためのシールにもピッタリ。
アクセントとして使用することで、デザインに個性をプラスできます。
4. 記念品やプレゼント
記念日やお祝い事のギフトラッピング、メッセージカードに箔押しシールを加えることで、特別感がアップします。
同じデザインでも見え方は様々
同じシールのデザインであっても、素材・印刷色・箔の種類によって見え方はさまざまです。
下の写真は、材質構成を変えて印刷した同じデザインのシールを並べたものです。
右上から順番に、それぞれの材質構成と特徴をご説明します。
①上質紙 + 1C + 金箔
上質紙は一般的な紙素材で、印刷適性が高く扱いやすいのが特徴です。
金箔を加えることで高級感が増しますが、表面の耐久性は他の素材と比べるとやや劣ります。
②ミラーコート紙 + 1C + 金箔
ミラーコート紙は光沢があり、平滑な表面が特徴です。
金箔が映える仕上がりで、商品の視覚的な魅力を引き立てます。
③ミラーコート紙 + 1C + マットラミ + 金箔
マットラミネート加工により落ち着いた印象に仕上がり、上に押した箔の光沢感との対比で洗練された雰囲気を演出できます。
表面に貼った透明のフィルムは色落ちや摩耗を防ぎ、印刷と素材の耐久性を向上させます。
④ミラーコート紙 + 1C + マットラミ + 透明箔
金箔の代わりに透明箔を押しており、さりげない光沢や装飾が特徴です。
金箔に比べて視認性は低くなりますが、やわらかい印象を与えるデザインに適しています。
⑤ツヤ銀ネーマー#50 + 1C + 金箔
ツヤ銀ネーマーは金属的な輝きを持つフィルム素材で、金箔と組み合わせることで豪華さがさらに増します。
そのため、より目を引く仕上がりが期待できます。
⑥ツヤ銀ネーマー#50 + 1C + マットラミ + 金箔
マットラミネート加工で光沢を控えめにしつつも、ツヤ銀の金属感と金箔の高級感が調和した上品な仕上がりになります。
⑦ツヤ銀ネーマー#50 + 1C + マットラミ + 透明箔
金箔ではなく透明箔を使用することで、ツヤ銀ネーマーの輝きを活かしながら、上質な雰囲気を演出できます。
それぞれの特徴を活かして、用途やデザインに合った材質を選ぶことがポイントです。
弊社では、お客様の用途や目的を伺ったうえで、最適な材質と印刷方法をご提案しています。
「高級感を出したい」「耐久性を持たせたい」「目を引きたい」など、お客様のご希望をカナエが実現します。
サンプルもご確認いただけますので、お気軽にお問い合わせください。