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紙袋の製造工程を見学させて頂きました!

2025.08.19

皆様、こんにちは。
連日猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
栄養のある食事をとって、水分補給をしっかり行い、元気に夏を乗り越えたいですね!

さて、6月下旬頃に、紙袋の製造をされている、大昭和紙工産業株式会社 加須工場様の工場を見学させて頂きました。
大まかな流れは、印刷→製袋→梱包となるのですが、各工程で様々な工夫がされており、とても勉強になりました。

①印刷
当社のシール印刷との違いでまず驚いたのが原紙の大きさです。
当社工場にあるシール原紙は、基本的には人が抱えて運べるサイズ感ではあるのですが、紙袋製造に使われるロール原紙は、なんと大人1人分と同じくらいの高さでした!また、大昭和紙工産業加須工場様では、フレキソ印刷機で印刷を行なっており、CMYKや複数の特色インキを調色機に繋ぐことで、自動で調色が出来ます。
デジタル化することで色の安定化に繋がっているとのことです。

②製袋
製袋とは、印刷したロール原紙を紙袋の形に仕上げる作業のことですが、丸紐・平紐の取手を付ける作業は紙袋特有の作業なので、とても興味深かったです。
丸紐と平紐の2種類を取り付ける工程を見せて頂きました。

上の画像の紐が丸紐と呼ばれるものになります。
こちらは既に出来上がった状態の紐を紙袋本体に付ける方法でした。

2枚目の写真が平紐です!
平紐も丸紐と同じやり方かと思いきや、巾8cm程の長い原紙を何回か折りたたむことで強度を上げ、1cm程度の太さにしたものを本体に取り付けていました。
想像していた作り方と異なり、面白かったです。

③梱包

こちらは人の目で全数目視検査をしてから、手作業で素早く梱包されていました。
手作業ということで大変だとは思うのですが、梱包の速さは本当に驚きで職人技だと感じました!

身近に使っている紙袋の製造工程を勉強することが出来て、工場見学以降、紙袋を使う時に構造や製造工程を想像してから使うようになりました!

大昭和紙工産業株式会社 加須工場の皆様、本当にありがとうございました!
また、本ブログをご覧の皆様で、紙袋についてのご相談がありましたら、ぜひご相談ください!

営業部スタッフ R.O