ワインのパッケージ箱を試作してみました
前回の記事から3ヶ月ぶりですが、ちゃんと活動しておりました!
3月から6月までは忙しい日が続いていました。
開発チームも活動していて、実際に新しい商品の試作ということでパッケージ箱を作ってみました。
きっかけは退職する社員に向けて何かオリジナルのものを作ろうとお酒の箱を作ったことでした。
作ると決まってから渡す日まで3日程しかなく、実際のものは設計からデザインなど一から始めたので、製品化には至らない完成度でした。(下の写真)
それでも一点物としての需要はあるのではないかと思い、改善をして試作を開始!
まず材質は木材などの厚みのある堅い物なら強度の問題がクリアできると思ったのですが、折って組み立てる箱には向いておらず、折った先から割れてしまいました。
厚紙だと木材より薄いのでワンタッチ底にしても組み立てられて、しなりがあるので折りやすい!
この形状だと材質は紙が適していました。
木材の場合は設計から考えた方が良さそうです…。
ただ、レーザーで折り目部分を皮一枚程に切って加工して組み立てると折り目が裂けてしまったので、厚紙の半分くらいまでの深さで折り目をカットすることにしました。
一応組み立てることができて、持ち上げた際に歪んでも折り目が裂けることはありませんでした!
しかし、半分の深さしかカットされていないため、カットされていないもう半分が折りづらくなって綺麗な折り目にはなりませんでした。
この試作ではレーザー加工で折り目の部分を綺麗にカットするのが現状難しいということで、製品化は保留になりました。
折り目が綺麗にできれば自信を持って製品化したいところですが、
今のところはより良い案が出ないので、改善できるようにまだまだ試してみたいと思います!
ご興味やご相談があれば、お気軽にお問い合わせください!