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シール?ステッカー?ラベル?レッテル?

2021.08.03

「シール」「ステッカー」「ラベル」「レッテル」
どれも裏面に糊がついて貼れるものですが、いろいろな言い方がありますね。
私達もどれを使ってよいかよく分からなくなります。

日本ではよく「シール」といいますが、日本独自の表現かもしれません。
英語では「Seal(シール)」は「封印」という意味で使われ、私達が使うことはなさそうです。
辞書で引いてみましたが、瓶の蓋や封印紙などはやはり「封印」するものであり、
私達が使っているような使い方はありませんでした。

英語圏ではどちらかというと「ステッカー」の方が多いようですね。
くっつくことを英語で「stick(スティック)」と言いますが、
それに「er」をつけて「sticker(くっつくもの)」としたのが「スティッカー」です。
それが日本語の音になって「ステッカー」になったのではないでしょうか。

「ラベル」や「レッテル」は商品名やブランドロゴなどを印刷した商品の顔になるものだと思います。
また、「責任表示ラベル」など、製造元や内容物、注意点などの商品情報を伝えるラベルもありますね。
いずれにせよ、商品や製品についての情報を伝えるものが「ラベル」や「レッテル」だと思います。
辞書を引いてみたら「ラベル」は英語、「レッテル」はオランダ語のようですね。

日本語で使われる「シール」という表現は、どうやら日本で初めて使われたシールが、
贈り物を封緘するために使われたことが起源になっているようです。
最初は封緘するためのシールだったのが、徐々に広まっていって今があるのかもしれませんね。

歴史って面白いですね。

今日も皆様と一緒に歴史を一歩一歩作っていければと思います。
皆様のお役に立てる「カナエ」に今後もなれるよう頑張ってまいります。

営業部スタッフ H.K.