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ワインラベルの実例紹介②特殊加工で商品の魅力アップ

2024.06.25

パッケージのデザインだけで本やCDを選ぶことを「ジャケ買い」と言いますが、これはワインにもあてはまるのではないでしょうか。
私もワインを購入する際には、もちろんPOPに書かれた味や香りのコメントも参考にしますが、ラベルが気に入ると思わず手に取ってしまいます。
人は情報の80%を視覚から得ているそうで、商品のビジュアルはとても大事ですね。
ポップでかわいらしいものから、オシャレで高級感のあるものまで、そのワインのイメージを表現するのが商品ラベルです。
前回に続き、ワインラベルの制作実例の一部をご紹介します。

イラストを鮮やかな発色で表現
長野県立科町でワイン用ブドウの栽培とワインの販売を手掛ける事業者様のラベルです。
素材の絵画は、お客様にご用意いただきました。
絵画の色彩と金のフレームをきれいに表現するために、アルミ加工を施した「消銀フィルム」の上に、カラー+白印刷をしています。
白インクは、印刷内容をしっかり見せたい場合や希望の色にしたい場合におすすめで、ワインのビンのように、白地以外の透明な素材などに使用します。
色の付いたビンに貼ると、金色がよく映えます。

銀箔押し加工で文字を強調
こちらは、耐水性・耐久性に優れている「ユポ紙」を使用したラベルです。
「Barrel」の文字部分に、銀箔押し加工を施すことで文字を強調し、デザインにアクセントを添えています。
箔押し加工は、金属板の熱と圧力で金や銀などの箔を転写する特殊加工で、特色・カラー印刷では表現できない高級感を演出できます。
金や銀だけでなく、メタリックカラーには豊富なバリエーションがあります。

ワインラベルは印刷のプロにお任せください
ワインの製造本数が少なく、ご自身のプリンターでラベルを自作できないものかと考える方もいるかもしれません。
結論から言うと、ワインラベルの自作はおすすめできません。
というのも、一般的なプリンターは水性インクを使用しているため水ににじみやすく、冷蔵保管には向かないからです。
また、発色も業務用の印刷機に比べると大きな差があります。
冒頭の話のように、ワインはイメージで選ぶ商品でもあるので、ラベルの見栄えはとても大切です。
そのため、印刷会社で制作することをおすすめします。

「でも印刷会社に依頼するとロットが大きいのでは?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
弊社では、100〜300枚くらいの小ロットでの印刷も承っています。
ラベル製作に関するご質問やお見積もりのご依頼など、お気軽にお問い合わせください。

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営業部スタッフ K.M.