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「両面シール」の特徴|1枚で2枚分の情報

2024.12.24

両面シールの特徴

ガラスやアクリル板に貼る「両面シール」。
なんといっても、その特徴は1枚で表と裏の2面に情報を載せられることです。
透明の素材に貼ると、内側・外側のどちらから見ても情報が伝わります。
また、表と裏で印刷内容を変えることもできるので、異なる情報を記載することもできます。
例えば、ガラス戸の「押す」「引く」の表示。
お店のドアで、外側には「押す」の面、内側には「引く」の面が見えるように貼れば、それぞれに貼る必要はありません。

また、被着体や用途によって、粘着材の種類も選択可能です。
例えば、観光スポットの案内のように長期間掲示するものには、剥がれにくい粘着剤を使います。
一方で、「セール中」のように期間限定の掲示の場合は、剥がれやすく跡が残りにくい粘着材を使います。
表面にラミネートを貼ることで、色あせしにくいように耐光性を持たせることもできます。

両面シールのメリット・デメリット

両面シールには、以下のようなメリットとデメリットがあります。

●メリット
・両面に印刷できるため、限られたスペースで多くの情報を伝えられる。
・表と裏で異なるデザインを施すことができ、視覚的に魅力的なシールを作成できる。

●デメリット
・印刷に使用する素材や工数が増えることから、片面印刷のシールよりもコストが高くなる。
・2~3枚程度の素材を貼り合わせて製作するため、通常のシールよりも厚みが出るので曲面などに貼る場合、粘着剤によっては反発でシールが剥がれてしまう可能性がある。

カナエがつくる両面シール

弊社では両面シールの受注が増えていて、行政関係のお客様や代理店様、同業他社様からも注文をいただいています。
同業者でも両面シール印刷を行っている会社は少なく、両面シールを製作している印刷会社でも最低ロットが数千枚単位で小ロットには対応していない場合もあります。
両面シールを製作する会社が少ない理由として、通常の片面シールに比べて製作工程が複雑であることと、2つの面の位置を合わせて貼り合わせるために高い精度が求められることが挙げられます。

弊社では割高になりますが1枚からでも製作可能で、100枚程度の小ロットであればデータ入稿からだいたい2〜3週間で納品ができます。(大ロットの場合の納期は要ご相談となります)
製作においては、裏面の印刷位置をセンサーで読み取り、出来るだけズレがないように表面を印刷。
最後に刃型での抜き加工を行うことで、シールが完成します。

使い方によって片面シールよりも目を引く両面シール。
PRや注意喚起などの場面で活用されてはいかがでしょうか?
製作やお見積りのことなどは、下記のフォームからお気軽にお問い合わせください。

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