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形も自由自在! 変型シールの加工方法と使い方

2025.12.02

シールといえば、丸や四角を思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろん、定番の形も使いやすくて便利ですが、じつはもっと自由な形にできるのがシール印刷の面白いところです。

「そんな形もできるの?」
「商品に貼るだけで、こんなに印象が変わるの!?」

今回は、そんな「変型シールの可能性」について、シール印刷の現場目線でご紹介します。

 

丸・四角だけじゃない!変型シールの加工方法

まずは、変型シールを作るための2つの加工方法についてご紹介します。

① トムソン加工
最も一般的なのが「抜型」を使った加工です。
金属で作られた抜型(トムソン型)を使って、紙やフィルムを希望の形にカットします。

【特徴】
・安定した仕上がり
・大量生産に向いている
・型代が必要(初回のみ)

ハート型、星型、動物のシルエットなど、自由な形が可能です。
型を一度作れば、次回以降はそのまま使えるので、リピート注文にもおすすめです。
細かすぎたり複雑な形状は刃型が作れないので、多少は形状の制限がありますが、まずは1度ご相談ください!

② プロッターカット加工
小ロットの場合や、イベント用の1回きりの注文なので型代がもったいないといったご要望には、「プロッターカット」がおすすめです。

【特徴】
・型が不要(データで加工)
・少量生産向き
・コストを抑えられる

プロッターカットも刃型同様の変型シールを作れますが、複数種類の形状がある多面付シールの制作にはプロッターカットが大活躍します!

③ レーザーカット加工
より繊細な形状や細かいデザインを再現したい場合は、「レーザーダイカット」が活躍します。

【特徴】
・細かい切り抜きが可能
・型が不要(データで加工)
・少量生産にも対応

例えば、レース模様のような複雑なデザインや、文字の抜き加工なども可能です。
イベント用や限定商品など、特別感を出したいときに最適です。

見栄えアップ!変型シールで差別化するポイント

変型シールの魅力は、なんといっても「目を引くデザイン」と「商品の個性を引き立てる力」。
ここでは、実際にどんな場面で活用されているかをご紹介します。

① 商品ラベルでブランド力アップ
例えば、ジャムのビンに貼るラベル。
ただの四角いラベルよりも、果物の形を模した変型シールにすることで、グッと印象が変わります。
この第一印象の差こそ、売上につながるポイントなのです。

 

② ノベルティやイベントグッズで注目度アップ
イベントやキャンペーンで配るステッカーも、変型シールならインパクト抜群です。
キャラクターの形やロゴのシルエットをそのまま再現すれば、ファンの心をつかむこと間違いなし。
さらに、SNS映えするデザインにすれば、拡散効果も期待できます。

③ パッケージのアクセントに
商品パッケージに貼るワンポイントのシールも、変型にするだけで高級感や遊び心を演出できます。
例えば、封留めのシールを、リボン、羽、王冠などの変型デザインにすることで、手軽にギフト感や高級感を演出できます。

まとめ

変型シールは、ただの「貼るもの」から「魅せるツール」へと進化しています。
形にこだわるだけで、商品の印象が大きく変わり、ブランドの世界観を伝える力にもなります。
カナエのシール印刷で、ぜひ変型シールの可能性を体感してみてください!
デザインのご相談から最適な加工方法の提案まで、私たちが丁寧にサポートいたします。

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