皆さんこんにちは。
大きな台風が過ぎ去って、外も涼しく、いよいよ夏が終わり秋の気配がしてきましたね。
前回は遠出をした時の出来事を綴ったので、今回は身近にある観光地やお店にフォーカスしたブログを書こうと思います。
私の実家は善光寺に近く、土日祝日に限らず多くの観光客の方々で賑わっているのを日常的に目にすることができます。
それに加え、新しく改装された長野県立美術館も多くのお客さんが行き交い、だんだんと活気が取り戻されつつあることをより実感できます。
私も前回の長野県立美術館での展覧会『マン・レイと女性たち』で、改装後初めて中に足を踏み入れました。
小さな頃から慣れ親しんだ美術館が、より現代的かつ“信州”という土地に馴染むような装いになっていて、初めて入った時は感動も一入でした。
私が見た『マン・レイと女性たち』は、20世紀に幅広いジャンルで活躍した芸術家、マン・レイの写真作品に重点を置いた展覧会でした。
女性をモデルにした写真や短編映画、抽象画や雑誌の表紙まで様々な印刷物の展示があり、その多くは白黒写真で、ゼラチン・シルバープリントと呼ばれる印刷方法で感光されたものたちでした。
現代ではパソコンなどからプリンターにデータを転送して、CMYKのインクの組み合わせで様々な色を表現することで簡単に綺麗なカラー写真やイラストが印刷できます。
昔は多くの手順を踏んで一枚の作品を出力していたんだと思うと、技術の進歩にただただ感服するばかりでした。
印刷業に携わっている者として、過去の技術や歴史にも目を向けつつ、新たな知識や技術を身に付けられるよう精進しよう、とそう思える良い機会となりました。
製造部スタッフ M.S.